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▼ 1990年代の半ば以降、日本経済は停滞を続け、格差の拡大と貧困問題が深刻化しています。日本企業は株主や経営者への分配を増やす一方で、正規雇用の削減と低賃金の非正規雇用の拡大を推進してきました。そしてその結果、今世紀に入ってから企業が多くの年で史上最高益を達成する一方、労働者の実質賃金は20年間で12.3%も低下しています。労働者への搾取の強化によって資本が高利潤を実現するという、マルクスが『資本論』で明らかにした資本主義の法則が露骨に貫徹されているのが現在の日本社会に他なりません。

▼ しかし日本では、所得再分配による貧困や格差拡大の是正に積極的な国民はまだ多数を占めるには至っていません。このような状況を転換するためには、職場や地域での活動を通じて資本主義の問題点明らかにし、改革に向けて国民を結集していくことが不可欠です。そしてそれを可能にするのが、科学的社会主義思想に立脚した現状分析と改革への政策提言に他なりません。

▼ 社会主義協会は科学的社会主義の学習と研究に基づき、直面する資本主義の矛盾を分析し、その解決のための道筋(政策)を明らかにする活動を進めています。そして重要なことはその成果を労働組合や地域で活動を続ける方々と共有していくことだと考えています。是非多くの皆様に私たちの活動へのご理解とご協力をお願いしたいと思います。
 
 
2023年2月1日

社会主義協会代表 立松 潔

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